ミッョン

人のこころと社会の魅力との出会いをまちと共につくり、
誰もが ”息しやすい”暮らしをつくる。

息しやすい暮らしをつくる

ももここらが考える『こころ』とは
・それは、脳を含める肉体が生物として示す反応
・それは、歴史
・それは、体験
・それは、物語
人に限らず、あらゆる生き物や環境に『こころ』は存在している
そして、そのどれもが大切である

ろを育む

私たちは病気を治すのではなく、こころを育むことを目的としています
私たちが目指すのは同じ方向への成長ではなく、その人なりの成熟したこころ

ひとりひとりは家族や社会とつながっています
私たちは病気を患う本人だけではなく家族社会にもアプローチし、こころに触れる方法やこころの守り方を育みます
私たちの仕事を通して社会全体のこころが育まれ、誰もが ”息しやすい” 成熟した社会になることを願っています


『ももここら』って?

生いろろ、ここもいろいろ、まちの魅力だっていいろある

衣食住遊休知美

『衣食住遊休知美』という言葉があります
そんないろいろが詰まった『宿』みたいなものがあったらいいな
という雑談から生まれた名前です

『もも』=『宿』の百
『ここら』=こころの古語(諸説あり)

ももここらが大切にしている値観

私たちはどんな人でも『魅力』がある事を知っています
また、どんな人も『自分らしく』生活できる社会であることを望みます
しかし、その『魅力』や『自分らしさ』を病気や傷ついた体験によって自分も周りも傷つき辛くなる事もあります
改めて『魅力』や『自分らしさ』に目を向け、人生を愉しむことをともに考えることを大切にします


すところ

1. 精神面の不調の早期発見・治療や適切な支援へ繋ぐ一因となること
2. 家庭、学校、職場や施設における虐待、いじめ、ハラスメント、ひきこもりや不登校など対人・社会関係が引き起こす課題の解決の一因となること
3. 強制・長期・社会的入院、偏見などの精神科医療の課題を解消する一因となること

すること

●メンタルヘルスリテラシー
●トラウマ・インフォームド・ケア
●ジェネラルソーシャルワーク

ンタルヘルス探究ユニット』

ももここらをはじめた2人は、精神科医と精神保健福祉士として地域精神医療に携わってきました。
地域医療福祉ならではの良いこと苦しいこと、沢山の葛藤の経験を経て、人が元気がないときに、暮らしているまちのやさしさ元気が効果的であることを強く意識するようになりました。

そこで、治療や支援という枠組みにこだわらない取り組みを始めるに至りました。

私たちは治療や支援の関係にこだわらず、多様な価値観の共創を目的とし、メンタルヘルスに関わる課題に対して探究的にアプローチします。

・探求ごと
メンタルヘルスに関わる支援者のこころのケア『メンタルヘルスに関わる支援者のこころのケア』
『幼児期からのメンタルヘルス教育』
『精神科アウトリーチ支援のスーパーバイズ』
『対話的関わり』
『地域におけるソーシャルワーク』
『まちづくり&メンタルヘルス』
『メンタルヘルスを面白く学ぶ』


ももここらのストーリー

ももここらは、精神保健福祉士の浦林と精神科医の藤井が『こころに良いこと』を探究、模索するプロセスの中で設立した会社です。
こころに目を向け、こころの事をよく知ることで暮らしのゆとりに繋がる事があります。
そんなきっかけを社会に創っていきたいと考えています。

浦林と藤井は、2015年から千葉県市川市内にある精神疾患を抱える方の地域での暮らしを支援する専門家チームで共に働いていました。そこでは、医療・福祉の専門家がチームを組み、訪問により治療や支援を提供しています。
地域精神保健福祉の臨床では、病気の症状と暮らしの課題の関係性に気付かされることが多く、専門家としての在り方を見つめ直す日々でした。
特に、精神疾患を抱える方の「住む場所」「近隣との関係」「契約」など住まい方について壁を感じる事が多く、自分たちが『宿』の様な場所を作る必要があるのではないか?と本気で考えるようになっていました。

そんな日々の中、2019年頃から新型コロナウイルス感染症の影響拡大と同時に、コミュニケーション不足も広がっていく社会の変化を受けて藤井が発起人となり2020年7月から「いちかわみんなのほけんしつ」という、市民が相談できる場づくりを始めました。この活動をきっかけに、精神科臨床の場では出会う事のなかった人とその魅力に出会う事になります。『元学校の先生のご近所さん』『建築士のママ友』『まちづくりに魅了された建築士さん』『市川のお医者さん』『フリースタイルいちかわのみなさん』『TMO講座』などここでは書ききれない出会いが沢山です。

この頃から、浦林と藤井の間で『専門領域にこだわらない出会いと対話』がこれからの地域精神保健医療福祉の分野には欠かせない、というアイディアの種が生まれたように感じます。
そして、地域精神保健医療福祉の専門家である自分たちがまちの魅力と出会う仕組みを考え続けた結果2022年に治療・支援という枠組みにこだわらず『こころに良さそうなこと』を育むように創る会社を設立するにいたりました。

合同会社ももここらは、こころをはぐくむソーシャルワーク会社です。